「中小企業白書」の10年ほど前のデータによると、日本の創業5年の廃業率は約18.3%。これが高いか低いかは他の先進国と比較するとわかります。
先進諸国の中小企業の生存率 | |||
国 | 1年目 | 3年目 | 5年目 |
日本 | 95.3% | 88.1% | 81.7% |
アメリカ | 78.0% | 59.6% | 48.9% |
イギリス | 91.8% | 59.6% | 42.3% |
ドイツ | 76.9% | 52.3% | 40.2% |
フランス | 83.6% | 56.2% | 44.5% |
それ以降、同様のデータがないのでわかりませんが、おそらく幾分か欧米寄りにはなっていると思われます。とは言え、それでも欧米諸国と比べると、日本の中小企業は生存率が高いことがわかります。
売上高も日本は中小企業が占める割合が高いです。
なぜ、日本の中小企業が生き残れるかというと、起業意欲が欧米に比べて日本は低いことと、日本の大企業の経営効率が高くないことが要因として挙げられます。
昨今は無人店舗のテストも活発に行われていて、これから無人化・省人化のトレンドが来るわけですが、その時我々中小企業経営者はどう生き残るかですね。無人店舗が流行る一方で、人がいる店舗の価値も上がっていく。二極化が起きます。
中小企業は、人を置くことの価値、人を活かした事業を行う一方で、非効率なことは省人化していく必要があります。少数精鋭の体制をとりつつも、誰でもできる作業は自動化、外注化で効率を上げていく。
Webの集客・販売も自動化を導入することは必須です。営業マンの数を増やすのではなく、優秀な営業マンだけを残して自動化の方向に向かっていく感じです。そうやって経営効率を上げていく必要があります。
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