「ここじゃない」と思って、東京に出た。
- 地元は退屈だった。
- 人間関係は濃すぎた。
- 噂は一瞬で広がった。
- 将来が見えすぎていた。
東京なら、何者かになれると思った。SNSに映る東京は、まぶしい。
タワマン、おしゃれなカフェ、自由な働き方、芸能人、東京タワー。
でも実際はどうか。
満員電車、狭い部屋、コンビニの夜ごはん、誰とも繋がっていない関係性。
キラキラしているのは、ほんの一部。東京は何でも揃っている場所かもしれないが、同時に、凡人が埋もれる速度も速い場所だったのでした。
東京の現実
地価
東京はまず住むだけでハードモードです。
地方なら広い2LDKが借りられる金額で、東京では“6畳+ユニットバス”です。家は休む場所のはずなのに、東京では「固定費の象徴」になります。
家賃を払うために働き、働くために東京にいる。気づけばそれだけで精一杯。それが田舎から東京に出てきた人々の姿です。
格差
東京特有の問題は格差でもあります。
徒歩10分圏内に、「家賃9万円のアパート」と「家賃60万円のタワマン」が共存する都市は国内ではなかなか珍しい。
23区内でも、暮らしの豊かさは大きく違います。港区の平均所得は1,500万円前後に対して、足立区は500万円台と報告された例があり、区ごとに大きな差があるのも特徴。
東京は収入によって遊ぶ場所も違う。同じ東京にいるのに、まるで違う人生。東京はチャンスが多い街でもあるが、格差が一番見えやすい街でもあります
見栄消費
東京は、周りとの比較で出来ています。
服、バック、住む場所、働き方、彼氏の年収・・・
周りがキラキラして見えると、必要以上に背伸びする。背伸びした状態で競い合っている。
本当は余裕がないのに、無理をする。その無理がじわじわと疲弊させる。東京は「普通」が高い。でも、普通を維持するのに、収入は追いついていない。見栄の維持費は、地味に重い。
モノの値段
東京は物価も高い。ランチ1,500円は当たり前。コーヒー1杯700円。美容院2万円。焼き鳥屋ですら1万円したり。
かと行って、地方より品質が良いわけでもない。2倍のお金を出しても、地方並みの品質が手に入らない。これが東京の罠。
どうするのがいい?
もし私が東京に住んでいたとしたら、躊躇なく地元に帰ります。しかし、一大決心して上京した人にとっては、かんたんに決められることでもないでしょう。
だから、ステップを踏んで次のステージを切り開いていきます。
- いきなり帰らない。まずは固定費を削る。
- 「東京にいる意味」を再定義する。
- 期限付きで勝負する。
いきなり帰らない。まずは固定費を削る。
まずやるのは生活レベルを一段落とすことです。
・家賃を下げる
・車を手放す
・見栄消費を止める
・サブスク整理
東京がきついのは、「精神」より先に「お金」が削られているからです。固定費を軽くするだけで、選択肢が増えます。選択肢が戻ると、心が楽になります。
「東京にいる意味」を再定義する。
東京に来た理由は何だったのかを見直します。
成功したかった?
地元から逃げたかった?
何者かになりたかった?
私ならこう考えます。
「東京に住んでなくても、同じことができるか?」
たまに東京に行くだけで同じことができるなら、そうする。
もし「なんとなくいるだけ」なら、東京に居続ける理由は薄い。
期限付きで勝負する。
東京に疲れた田舎者の正体は、「勝てないゲームに参加している自分」に疲れていることです。東京に居続けることに意味はない。プライドで住む街じゃない。
もし東京に未練があるなら、期限付きで勝負します。5年なら5年。自分が快適に過ごせる居場所を作れるか、本気でやってみる。無理だったら潔く撤退。これは逃げではない。戦略変更です。
早期に状況を見極め、適切な戦略に変えることは、建設的な行動です。
結論
東京は「資本主義の最前線」。
お金がある人は快適。ない人は消耗する。冷酷なのではなく、ただ資本主義に正直な街とも言えます。
あなたの夢を叶えられる場所は決して東京だけではない可能性が高いです。
もし経済的に成功したいだけなら、地方でも十分に可能。むしろ、地方都市の経営者の方が色々と余裕があったりする。
東京の経営者は「もっと稼がねば!」という人に溢れている。
頑張って3億円のタワマン買った。なのに、隣の経営者は10億のタワマンに住んでいる・・・。「まだまだ足りない!」。足るを知ることができない。
一方、地方の経営者はタワマンなどあまり欲しくない。豪邸と言っても1億くらい。それすら興味がない人も多い。お金で買えるものがそもそも少ない。周りとの比較で競争心を煽られる機会も圧倒的に少ない。足るを知る境地に至りやすい。それが豊かさなのではないでしょうか。
本当に東京だけでしか実現できないのか。逆に、東京だから実現できないのではないか?
そういう逆側の観点から東京を見つめ直してみることも重要です。