最高のエコシステムは自分の為に作ったものがビジネスになること

  1. 商品力
  2. 161 view
ビジネスをしていると「こういうものがあったらいいのに」と思うことがしばしばあります。世の中が便利になったと言ってもゴールに達することは永遠にないし、いつの世にも不便と感じることはたくさんあるわけです。で、それを自分の為に自分で解決することができれば、ビジネスになる可能性が高いわけですね。

例えば、私は昔アフィリエイトをやっていました。サイトを運営する中で、最初は既存のテンプレートを使っていました。でも、不満があった。もっと使いやすいものはないかと色々と探し回っていたわけです。でも、自分の理想を叶えてくれるテンプレートはどこにも存在しない。しょうがなく自分で作ったわけですね。それが始まりです。今ではTCDはWeb業界では無視できないほどの大きな事業になっている。

自分のアフィリエイトサイトの為に作ったテンプレートが製品にもなる。自分も得するし、相手も得をする。一石二鳥のビジネスになるわけです。これは最高のエコシステムだと思いませんか。

ただ、これを実現するには条件があります。1つはすでにあるものなら意味がないこと。世の中にすでにあるものであれば、あえて自分がやる必要はありません。

2つ目は自分が納得するものにすること。自分が便利だとかおもしろいと思えなければ、つくっても意味がないですよね。自分が使う為に妥協なくつくるのです。

3つ目は相手も納得するものにすること。役に立つものを提案するには、相手の事情に想像力を働かせる必要がある。想像力がなければ、独りよがりなものになってしまうでしょう。「いいモノかもしれないけどそういうのは求めてないんだよ」となるわけです。

WordPressテーマ「GLUE」を無料プレゼント

ダウンロード
中田俊行

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。
WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

記事一覧

コメント

  • コメント (0)

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事

予約の取れない会員制の店

奇をてらっただけで中身がない商売

最近東京方面で人気になっているという「予約の取れない会員制の飲食店」。お店によっては数ヶ月も予約が埋まっている店もあるようで、一部界隈ではそういう店にいつでも行けることが…

売れる要素としてのわかり易さ

ヒット商品には分かりやすいものが多い。多くの人に理解されることが、ヒットの大前提だからです。ただ、この記事にも書いたようにわかり易さだけを追求すると、背品の品質が上がらず…

組織内のイエスマンをどう活用するか問題

一般的な組織にはピラミッド状の人間関係があり、各所に管理職やマネージャーと言われる人たちがいます。そして、権力の周りには「イエスマン」たちが集まってくるのが歴史の常です。…

厳しい環境下で生き抜く秘訣

コロナで様々な業種の売上に影響が出ています。ただ、同じ業態・地域でもあまり影響がないところ、大打撃を受けているところと千差万別です。コロナ前は予約がとれなかったの…