学生の頃に知っておいた方がいいこと。それは現実の社会の姿です。
学生が想像している社会と現実の姿はかなり違います。そのギャップを埋めておく必要があるのです。理想とのギャップに打ちひしがれたり、無用なエネルギーを浪費しないためにも。
多くの大人は、学生の頃にきちんと準備をせずに社会人になり、どうにもならなくなってから文句を言います。でも、文句を言ったところで現実が良くなるわけではありません。やるべきなのは、必要な準備です。
一般的な学生は社会を左↓のように想像していることが多いです。
| 学生の想像 | 社会の現実の姿 |
| 親や学校の先生のような、自分の責任を代わりにとる人が存在すると薄っすら思っている。 | 自分の責任は自分。放棄や転嫁をした分、後に自分に返ってくる。 |
| レールに沿っていれば、安全だと思っている。 | むしろ危険。自分の頭で考えないと、いつかドツボにはまる。 |
| みんな平等に評価される。 | 機会も結果も平等ではない。その中でパフォーマンスを発揮する必要がある。 |
| 正解がある。 | 正解はない。常に自分で問いを立てなければならない。 |
| 会社から安定した場所が提供される。 | 会社は安定を提供する場ではない。業績が傾いたり社会情勢が変化すれば、役立たずから切り捨てる。 |
| 自分らしく働ける場所がどこかにある。 | 探してもどこにもない。自分で作り出すもの。 |
| 好きなことをして働くのが理想。 | 実力がなければ、好きなことで稼ぐ資格はない。まずは何がしたいかより、自分に何ができるかが先決。 |
| 会社はホワイトな環境で労働者は守られるべき。 | ホワイトに偏るほど、出来るやつと出来ないやつの格差が広がり、結局出来ないやつが損をする。 |
これは何も日本特有のものではなく、先進国・後進国も関係ありません。自然社会でも概ね同じことが起こっています。社会とは良いことも理不尽なことも含めて社会なのです。
左の感覚が、小さい子なら問題ないですが、身体が大人になったら感覚も「お兄さん」「お姉さん」にならなければならない。だいたい14歳くらいです。
ですが、実際は高校生・大学生になっても子どもの感覚の人が大半です。この感覚が抜けるには時間がかかります。なぜなら、適応に相応の準備期間が必要だからです。
では、どういう準備が必要かというと、具体的にこれというのはありません。以下は問いの一例です。
- レールの延長上に、将来なりたい大人像はあるのか?
- 今のルートで本当に大丈夫?年とってどうにもならない状態にならない?
- 自分に何ができる?人の役に立つレベルまで磨くには何をすればいい?
- どうしようもない自分の欠点や弱点はない?それが将来障壁にならないか?
親の庇護を受けている期間はゴールデンタイム。その間に学生時代を浪費するのではなく、自分の将来に向き合った方がいい。なお、私は学生の間は以下のような準備をしていました。参考になれば幸いです。