成功本のハウツーに再現性はない

仕事

成功本が批評される時、「この本には再現性がある(ない)」と言う人がいます。多くの人は、ハウツー本にはあたかも再現性があるものだと思い込んでいるわけです。

学生ならまだ良い。しかし、いい年して再現性を求めるのは痛い。楽して得したい人、頭を使わない人の典型です。

家具やソフトウェア等の取扱説明書のような正解が存在するハウツーには再現性はあります。しかし、成功者が書いたハウツー情報には再現性はありません。ゼロです。理由は、その人固有のものだからです。

では、成功した人が書いたハウツー本を読むのは無意味かというと、そうでもないと私は思います。むしろ役に立つことが多い。

なぜなら、成功パターンが分析できるからです。成功者の人格・生き方・考え方・やり方・時代背景などのデータが入る。

このデータを基に自分なりに「抽象化された成功者の像」を作るのです。「こういう人が成功するんだな」というイメージです。あとは、ハウツー自体は実践の中で自分で作ります。自分だけのやり方を確立する。

1冊の本でどうこうするわけじゃなくて、なるべくたくさんデータを入れるために読み漁る感じです。そういう意味では、高額な情報商材は得られるものに対してリターンが少なすぎます。

成功パターンの蓄積 → 分析 → 抽象化 → 自分のやり方に具体化

私も若い頃はたくさんハウツー本を読みました。「金持ち父さん貧乏父さん」「思考は現実化する」「7つの習慣」など翻訳された海外本、存命でない人も含めた国内の有名・無名経営者の本、その他には不動産、投資、アフィリエイトなど専門分野別の本・・・合わせると数百冊は読んでいる。道筋を求めて、狂ったように読んでいた。

ハウツー本を読んで自分の血肉にできる人は、ハウツーを求めていません。ハウツーを求めて読む人は、「再現性がなかった」と文句を言う。レールを用意してくれないと何も出来ない人です。

大阪生まれ。株式会社デザインプラスという会社を経営しています。 WordPressテーマTCDを運営したり、ブログやメルマガを書いたりしてます。

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